YouTube動画で色についての考察(追記)

この記事を書いてから、ソフトウエアの更新や私の再検証などを経て、内容に変更が出ています。この通りに試してもうまくいかない可能性があります。記事を完全に削除しないのは、基本的にはYouTubeでの色再現に対する解決につながるヒントになるのではないかと考えているからです。現状でどのように更新したかはこちらに書きました。

今や映像のフォーマットは各種入り乱れ始めています。歴史のあるビデオ規格のRec709をはじめ、Web向けのsRGBやMacで採用されているDisplay P3などを中心に、この先さらに規格は増えていく気配が濃厚です。これまで私がセミナーで伝えていたのは、Web用のコンテンツはsRGBで、なんて言ってはいました。気になっていたYouTubeについてじっくり検証したところ、それが正確ではなかったことが判明しました。そこで、現状ではどのようになっているかを、今回はレポートしたいと思います。はじめに是非理解していただきたいのは、この情報はYouTube側の事情によってこの先変更される可能性があること。また使うソフトウエアや環境でも違いが出ることはしっかりと理解して、くれぐれも鵜呑みにせずにご自身でしっかり「消化して」実制作に活かしてください。

また、今回検証したのはYouTubeであって、他のサービスでも同じ結果とは言えません。仕事でしっかり色をハンドリングしたければ、ひとつずつ事前にチェックすることが必要になってくるでしょう。その意味でも、完成時のフォーマットが多様化する心配があります。
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DaVinci Resolve 16.2リリース(更新)

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3月12日にサイレントアップデートがありました。Build054が古い方で、新しい方は055です。更新は、Webサイトからファイルをダウンロードしなければなりません。Resolveのメニューからは実行できませんのでご注意ください。

おそらく現在の時期は、NABに向けてのDaVinci Resolve次期バージョンの開発で大忙しのはずです。にもかかわらず、マイナーアップデートがリリースされました。この開発のペースはある種何かに取り憑かれているような勢いを感じます(笑)。今回の更新はバージョン番号的にはマイナーではありますが、更新内容を見ると全然マイナーさは感じません。さて、いつものようにリリースノートをGoogle翻訳を使ってまとめました。
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EIZOから新しいリファレンスモニター登場


本日発表になったColorEdgeの最高峰モデルの後継、CG3146が情報解禁になったようです。私のところにもお知らせをいただいたので、情報発信しておきたいと思います。このモデルは先行して販売されていた、CG3145の後継機種でマイナーバージョンアップというよりも、メジャーバージョンアップと呼べる更新です。価格は少しだけ高めの設定になっているようです。
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日常の変化に気を配る

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最近世の中を騒がせている感染症に向けて、体調管理にはいつも以上に気を配っておきたいものです。体調管理は個人によって様々ですし、経験や体質などによっても異なります。ただ、常に自分の身体の変化に対して日常的に気を配っていることが欠かせません。私の場合は、扁桃腺が弱いので冬に限らず喉に違和感を感じたら、うがいをしたりのど飴を用意したりと定型の対処法があります。というのは自分の身体への気配りでしたが、yamaqblogですからそんな話題は似合いません(笑)。今回は、Macの体調管理について書いてみたいと思います。
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JPPAスキルアップセミナー

先週の金曜日に新宿の東放学園で、JPPA(日本ポストプロダクション協会)主催のスキルアップセミナーに参加してきました。今回のテーマは、カラーワークフローをぶったぎる(笑)。タイトルからすると危なっかしくて乱暴な印象を受けると思いますが、主催者側の意図は全く逆で、現状に対して率直に意見を交わしたいのが趣旨でした。今回は講習を1パートと、後半のパネルディスカッションではモデレーターを務めました。その中で、感じて学んだことを振り返りたいと思います。
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解像度改めピクセルマップ

動画の画面サイズを表現するときに使われる解像度。この言葉の本来の使い方からすると誤った使い方が動画では起きていました。これからは、動画の場合は解像度とは言わずに、ピクセルマップと呼びませんか?その言葉の先には、画面の縦と横のピクセル数、さらにはピクセルアスペクトレシオ、各ビットが持つビットカラー深度、RGB/YCbCrカラーサンプリング、そしてカラースペースやトランスファーファンクション。単に画面サイズを伝達したいときには簡単に、「この動画のピクセルマップは1920×1080です」みたいに使うのです。
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ブライトネス値を再現する方法(修正)

macOSは個人的には非常に体に馴染んだ使いやすいOSだと確信しているのですが、とは言ってもパーフェクトではありません。足りない機能やうまく動いてくれない面も常に抱えています。中期的に見ると改善はしている方向性にはありますが、短期的に見れば「macOSはダメだ」と安直に判断しかねない面もあります。足りないところはユーザーが各種仕組みを使って解決するのが本来のコンピュータとの接し方であることは改めて主張しておきたいところです。
さて、私が足りないと感じている機能の一つがMacBook Proのディスプレイブライトネスの値が正確に数値でいつでも再現できないところです。モニターの校正をする際には、ターゲットの環境に合わせてディスプレイ面の輝度を設定します。しかし、その後その明るさを再現するにも手立てがmacOSには用意されていません。そんな時には、AppleScriptの登場です。
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Catalinaと動画ビューワ(追記)

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これまで動画ビューワは、Mac標準のQuickTime Playerを使うと色が正確に表示できないので、使わないことをお勧めしてきました。代替策として無料で使えるmpvを私は推奨してきましたが、その事情がmacOS10.15(Catalina)からは変わってきました。そんな2020年版の動画ビューワ界隈の状況を解説しようと思います。
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動画ビューワQlip2.0をリリースしました(追記)

去年活発に開発をしていた動画ビューワQlipでしたが、当初目標にしていた仕様をある程度カバーできたので、開発が止まったままになっていました。去年秋に公開されたmacOS10.15でもある程度は使えてはいましたが、ビューワでの色管理の仕様がOS側で変更になっていたので不具合を抱えていました。

ここに来てやっと重たい腰を上げて、メンテナンスをすることができたので更新バージョンを公開できるようになりました。新バージョンでの注意点などをご案内します。
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