Codec Passthrough
DaVinci Resolveには、デリバーページからの書き出しで、なるべく高速にメディアファイルを作成できる仕組みがあります。その一つが、Codec Passthroughです。これはどのような機能かというと、下のスクリーンショットのように、タイムラインの一部のテロップの修正があったとします。それ以外の部分は変更はないとします。V1トラックの映像ソースのコーデックは、ProRes422 HQです。
![](https://mount-q.com/wp-content/uploads/2024/04/20240407103326-1024x640.png)
このような条件で、デリバーページからの書き出しもProRes422 HQの場合には、修正したテロップ以外の部分は再エンコードをバイパス処理してくれます。これは、デリバーページの設定で1箇所チェックを入れておくことが必要で、デフォルトではOnになっています。
![](https://mount-q.com/wp-content/uploads/2024/04/20240407103759.png)
この便利な機能はどんなコーデックでも可能ではなく、BMDが公開しているSupported Formats and CodecsのPDFのリストの中の「Codec Passthrough」を確認することで対応状況がわかります。