REDCINE-XとREDROCKET

今週はRED DAYということで、RED ONEオーナーさんをお迎えして、新しいMisterium-Xセンサーについてご紹介していました。まだまだ検証内容も豊富ではないのですが、いち早く日本のオーナーさんに新しいセンサーをお披露目したいという意図だったと思います。

先日のエントリーでも書きましたが、MXセンサーの最大の特徴はS/Nの良さです。簡単に撮影したナイトシーンを観た私の印象でも、かなりセンサーの能力が向上しているのがわかります。現場の事情で照明が足りないケースでも、ある程度の後処理でのフォローはできそうです。

ネガティブな点もないわけではありません。それは対応している後処理ツールが少ないことです。REDCINE-Xは数少ないBuild30対応のツールなのですが、バッチ処理の分散レンダリングができない点が、ポストプロなどのルーチンワークをしていくときの課題になります。それを強力に助けてくれるのが、REDROCKETです。

今週のデモでREDCINE-XとREDROCKETを合わせて使っていましたが、レンダリングだけではなくてパラメータの調整時にもROCKETの有る無しで操作性が大きく異なりました。現状でのMXセンサーやBuild30を業務でバリバリ使うのなら、是非この組み合わせを検討されるといいと思います。

諸説あるとは思いますが、REDワークフローでは重厚長大な映像システムを使うことに私は常々疑問を感じていました。その背景には、REDの進化をいち早く汲みとって、ソフトウエア面で対応するのは困難な面があるからです。さらにどうしてもコスト面でも高価になることは否めません。柔軟にREDの進化に対応するためには、フットワークの良いコンパクトなツールがいいと思うのはそんな理由です。

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