さっそく無意味にパチパチ撮影している方も少なくないと思います。iOS4.1から備わったHigh Dynamic Range撮影モード、とっても気に入っています。以前yamaq blogでも書いたことがありますが、すでにiPhoneでもHDR撮影できるアプリはリリースされています。私が使ったのはTrueHDRでした。
TrueHDRは仕上がりはいいのですが、複数枚の撮影が必要になるのであまり動きの速いものは苦手でした。iOS4.1新機能のHDRモードは、パシャというシャッター音は一回だけなので、ずっと同じ状態を維持しなければならない小さな苦痛はありません。おそらく内部で数枚撮影して画像加工しているのでしょう。


このように夜の室内ノーライトでMacのキーボードから画面を撮影、なんていう意地悪な条件です。上が未加工で、下が加工後です。この場合では、若干ハイライトの飛び方が抑えられ過ぎている気もしますが、でも暗部のつぶれやハイライトのクリップがないので、十分な仕上がりだと思います。ヒストグラムで見たところ、0付近と255付近に偏っていた分布が、中間調に寄せられて膨らませていました。
多分1年後くらいには、コンパクトデジカメの機能のひとつとして、このHDRモードみたいなのがウリのひとつになっているような気がします。

お世話になっている波さんから、USTREAMで使った機材構成などをレポートするようにとあらかじめリクエストを頂いていたので、このエントリーではUstのテクニカル面を書きます。
雑然としていますが場所の制約などからこんな感じでやっていました。カメラはいわゆる民生機で2カメ構成です。カメラからのコンポジット信号をAVミキサーに入れてスイッチングします。ライブテロップはここでは入れず、ずべてMac側です。このコンポジット出力をカメラを使ってDVストリームに変換して、Macに送りUSTREAM Producerでアップリンクします。音声は3本のマイクをミキシングして、先のAVミキサーを経由しています。
実は裏側では、回線のことも考慮して予備でもう一本使ってアップリンクされていたそうです。機材もバックアップのことも考えて、ダブルスタンバイの配慮もいろいろ考えられていました。
実際に現場から発信して、オンエアーになって戻ってくるまでの、いわゆるエアモニでのディレイは今回は7秒程度でした。テレビの放送をしている方にはこの時間差は非常に大きいと感じるでしょう。私も自分のMacに絵が戻ってくるまでに結構な感覚的に大きな時間差があったので、途中からは映像は見なくなりました。見ていたのはコメントだけでした。
本来のUstの発想では、「放送事業者」ではない人でも簡単にブロードキャストできる、というところだと思います。その意味では、「ゆるい感じの放送」といえます。もちろん試聴しずらい技術的な部分は改善の余地ありですが、システム面よりも何を配信するかの方が重要です。それこそ放送に適さないコンテンツでもUstならゆったり観られる、ということもあるでしょう。
USTREAMは放送的な手法ではありますが、送るばかりではなくて反応もコンテンツに組み込んでいけるメディアなんだと思います。送る時点でパッケージとして完結している放送と一番異なる点がそこです。極端な場合はMac一台あればそれだけでも発信できるので、ここでもやはりコンテンツの内容を吟味することが重要になってきます。
最後に技術面で感じたのは、音声には機材を潤沢につぎ込んだ方がいいと思います。ゆったりと別のことをしながら試聴することも多いので、ラジオのように音質は重要です。映像に関してはフルハイビジョンカメラはオーバースペックになりますが、できればプログレッシブモードで撮影したいところです。スイッチャもこの点を考えて選定すると明らかにクオリティに違いが出ます。
一度関わると病みつきになりそうな魔力があります、USTREAMは。

生まれて初めてのUSTREAM参加でしたが、刺激の強い話題が多かったのは、間違いなくメンバーの特徴によるものでした。ご一緒させていただいた斎賀さん、鈴木さん、高野さん、改めてありがとうございました。
今回はたくさんのことが経験できました。まず、ディスカッションについて。本番に先行して今週の月曜日に事前打合せをしていました。メンバー選択も今回のポイントのひとつと感じたのは、各自のキャラクターがかぶらないようにうまく「選定」されていた点です。ディスカッションというのは、方向性が同じでないと成果物が得られにくいですが、キャラクターはかぶらない方がいいです。かぶるとそのあたりで小さな衝突が出るからで、それを交通整理するのが面倒です。
今週の月曜日の事前会議を受けて、火曜日に鈴木さんがメンバーに向けてKeynoteのドキュメントを発信しました。その内容が今回本番でも使わるものになるのですが、鈴木さんのうまいなあと思ったのは、内容を完全に埋めずに発信されたところです。メンバーの得意分野を配慮した気遣いは、共同作業に慣れているなあと思わせられたところです。そのドキュメントを参加者でどんどんバージョンアップしていき、ファイル名のバージョン番号がアップしていくのが気持ちよかったです。目的が一致していてメンバーの役割分担ができていると、こうも美しく物事が流れるのだ、という貴重な経験ができました。
Ustの内容に関しては、元々の企画意図は編集会議をUst配信して読者の反応を吸収する、というものでした。そのため部分的に結論に至っていないところもあったのは申し訳ないところです。また、ターゲットを絞りきれていないのも、この段階ではこんな事情があってご理解頂けると幸いです。
時々刻々と飛んでくるtweetを見ながら進行していく難しさと、エキサイティングな経験は今後も役立ちますし、またやってみたいという期待感を大きく煽られました。最後までご覧頂いた方々、また部分的にでも見ていただいた方々、少しでも興味を持っていただいた方々、ありがとうございました。

以前からお伝えしていますが、くどくてスミマセン(汗)。コマーシャルフォトやビデオサロンを出版している、玄光社さん主催のUSTREAMに参加します。今夜水曜日の20時から22時までの2時間の予定でライブでお送りします。時間がご都合悪い方は、後日でも観られるはずです。詳しいコンセプトは、ご一緒させていただく斎賀和彦さんのmono-logueに書かれています。
ファイルムービーの編集ワークフローを考える on USTREAM: EOS MOVIEを中心として、プロの映像制作現場にもファイルムービーの時代がやってきている。ではファイルムービーの編集ワークフローは、どうなっているのだろう? 斎賀和彦氏、鈴木まさる氏、高野光太郎氏、山本久之氏が徹底的に語り合います。. …
今年の秋に予定しているMOOKのための企画会議の模様を、大胆にもUSTREAMで公開してしまおうという企画です。せっかくネット技術が進化したのなら、なるべく編集方針にあらかじめ収集しておいた想定読者の声を盛り込みたい、というのが趣旨と聞いています。MOOKの内容ですが…。
- P2、EX3、RED ONE、EOS MOVIEなどブレークし始めたファイル収録できるカメラを、どのように使いこなせば上手に無駄なく制作に活用できるか。
- すでにデジタル革命を乗り越えてきたフォトグラファの方の知恵や経験を、動画である映像制作にも活かしたい。
- 既存の映像制作に従事してきた方は、最近出てくるさまざまなファイル収録できるカメラの不可解な部分に手を焼かれていないでしょうか?また新しいアイディアを日々模索されていないでしょうか?そんな映像屋の方もターゲットです。
このようなところを中心に事前の企画会議でディスカッションされました。この内容に、さらに読者の意見が反映できれば、内容の濃い充実した紙面になるのではないかと思っています。
本番中にはご意見やご質問など、活発なコミュニケーションをお待ちしています。
しばらくお休みしていたtwitterですが、というかもう使わなくても平気かな?と思っていたのですが、その考えは間違っていたと気がつきました。今やtwitterは電子メールに次ぐコミュニケーションツールといえるところまで来ていたことを、私は見誤っていました。まるで「これからは電子メール使うのをやめます」と同義なほど、twitterは定着していますね。
今回再認識したもう一つは、やはりこの指先はおしゃべりだったということです(笑)。ということで、またつぶやき始めますので、みなさまよろしくお願い致します。
REDCINE-XからDPXファイルへの出力で、オートデスク製品でそのファイルを読み込むときに、REDCINE-X側の設定によりトラブルになるケースがあったので、転ばぬ先の杖ということでエントリーしておきます。今回の情報源になった名古屋のHさんありがとうございます。

現在最新のBuild262では、DPXのExport設定ではこのようなオプションが選択できるようになっています。このByte Orderがくせもので、デフォルトは「LSB」です。LSBのままで書き出したDPXファイルは、AutodeskのInferno2010sp4ではヘッダ情報すら認識できませんでした。これをMSBに変更することで問題は回避できます。
ネットでMSBとLSBを簡単に調べてみると…。
MSB(Most Significant Bit)・・・最上位ビット
LSB(Least Significant Bit)・・・最下位ビット
こんな意味となっていて、例えばビットの並びがこんな場合だと、
10001100
一番左側の「1」をMSB、一番右の「0」をLSBと呼びます。それではこのビットの並びを伝送するときLSBかMSBどちらから始めに送ればいいのでしょう。人間の感覚と同じように「1,0,0,0,1,1,0,0」と送るのか、それとは逆に「0,0,1,1,0,0,0,1」と送るのか。
このようにデータの解釈はコンピュータの環境によって異なります。それに対応するための手段がこのように複数あるのです。DPXのようなビットマップデータもビットの集まりですから、どちらの順番にするかで全然異なった画像になることもあり、最悪はデータの読み込みすらできなくなります。この「並び順」は大切です。
DPXにはいろんなメタデータが格納されていますが、いろんなツールを使ってその中身を確認できます。私はImageMagickというツールを使っています。REDCINE-XからDPXへ書き出すときには、今回書解したような落とし穴がありますので、あらかじめデータを渡す人と確認することが必須ですね。
Skypeを使って英会話学習できる、という画期的なサービスがあることをネットで目にしました。「オンライン英会話サービス」という検索ワードでググってみると、結構な数のヒットがありました。Googleの検索結果の半ページ分くらい眺めてみると、傾向が見えてきました。
- 月額の定額サービスで、5,000〜7,000円程度が目立つ
- 25分か50分を1単位として、1日1回の回数制限あり
- 先生はアメリカ人と思いきや、フィリピン人のサービスが目立つ
梅田望夫さんが「ウェブで学ぶ」という本を出版するそうですが、これまでは高価ではじめるための手続きが面倒だった「学習」という分野でも、ネットの発展で劇的に変革が起こりつつあることを今回のオンライン英会話サービスで肌で感じました。

「ウェブで学ぶ」にもそんな事例が具体的に書かれているのではないかと思い、早速予約注文しておきました。オンライン英会話サービスは月々定額のサービスなので、だめ元でやってみようかとも思える金額です。自分にとって秋という季節は、夏が過ぎてなんとなく体が何かを始めたくなる季節でもあり、いい機会かもしれないと思っています。
ソフトウエアをインストールした後に、何らかの事情で一部のファイルだけを再度インストールしたいときに便利です。また、インストーラパッケージの中からreadmeファイルだけ再度見たいときなど、使い方はいろいろです。再度インストールを実行すればいいのですが、そうもいかない場合もあり、そんなときに試してみるといいと思います。
大抵そんなときはトラブルっぽいときなのですが(笑)、Macの場合は標準でアンインストーラが搭載されていないので、インストール履歴を遡るのが結構面倒です。

unpkg.appは起動して、このウインドウにmpkgファイルをドロップすると、関連ファイルをすべて書き出してくれます。ひとつのフォルダにまとめられるので、その中から目的のファイルだけを取り出すことができました。
GNU GPLライセンス下でフリーで使えます。作者の方に感謝。
iPhoneもiPadも本体を回転させると、それを関知して画面のオリエンテーション〜向き〜を自動的に回転させてくれます。便利な機能ではありますが、画面が回転してくれると困るケースもあります。以前タクシーに乗ったときに運転手さんに地図を見せて行き先を伝えたところ、見せた瞬間に地図の向きが回転してしまって困ったことがありました。場合によっては画面は固定の方がいいこともあります。

先日、iPhoneでこの自動画面回転機能をoffにするにはどうすればいいか?と聞かれました。とっさに即答できなかったので調べておきました。答えは、ホームボタンを二度押しして出てくるアプリケーションのリストを、右にはらうとこんなiTunesのボタンと一緒に出てくるボタンを押します。鍵マークが付いていれば回転しません。
さらに、画面の縦か横かの話題でもうひとネタ。こちらのiPhoneの英語入力を快適にする10のコツでみつけたアイディアで、日本語入力時に積極的に横配置にすると、通常のキーボードモードでもひとつずつのキーが大きくなるので、撃ち損じが少なくなります。私の場合、iPhoneの日本語入力はテンキーモードを使っています。これはこれで慣れれば便利なのですが、ひとつ困っているのが英文字の入力です。毎回キーボードモードに切り替えていたので、この点だけ不満がありました。

この画面を横にするようにすると、iPadと同じように常にキーボードモードで使えるので、こちらの使い方も試してみようと思っています。

ソフトバンクの電波が弱くて、それの対策として現地下見の方がいらっしゃいました。パンフレットを見ると「フェムトセル」と書かれていて、言葉は聞いたことがありましたが、いいチャンスなのでちょっと調べてみました。
携帯電話システムは、地上の半径数キロメートルの区域毎に基地局を設けて、そのエリアを漏れなく全国に拡大してきました。今では人口カバー率で見てほぼ日本全域にまで拡張しているのでしょう。この各エリアの中では、必ず圏外にはならないのでしょうか?そんなことはありませんよね。建物の奥に行ったり、地下に入ったりすると、そこには3Gの電波が届かないこともあります。
このエリア内の圏外を無くすために、もっと小さなエリア毎に基地局を作る仕組みがフェムトセルだと理解しています。フェムトとは1000兆分の1の接頭語のFemtoから来ているそうで、小さな単位を表しているのでしょう。ソフトバンクではホームアンテナFTというサービスを提供していて、専用の機器をブロードバンド回線に接続して中継します。
yahoo BBやNTT東西のフレッツ回線があれば、比較的簡単にフェムトセルは設置できるようです。コスト面でも基本的には無料で構築でき、月々の定額料金は発生しないようです。ソフトバンクの3G電波は何かと弱点が指摘されているので、その対策ということなのでしょうか。
フェムトセルとは、3G回線向けの「難視聴対策」みたいなものだと学習しました。誤りや追加情報などありましたら、ご指摘歓迎です。