ネット民であるために
ちょうど20年前、会社員を退職してフリーランスとして活動することになりました。40歳からのフリーなので、映像業界としてはとても遅いスタートです。多少保守的になった現在、当時のことを振り返り、同じことができるか?と問われれば、きっと「No」と判断すると思います。かなり無茶な決断だったと冷や汗ものです。
フリーランスとして活動を始めるときに必要なツールとして、インターネットに向けた情報発信があります。当時どのようなポリシーだったかを思い出すと、
- 判断は迅速に、誤ったら直ちに訂正する。誤りは隠さない
- 新しいものにもチャレンジしてみる。難しかったらやめてもOK
- 一定レベルまでは自力で構築できること
こんな方針だったと思います。この部分の考え方は、現在でも全く変わっていません。映像系の仕事をしているので、Webサイトは寂しいものだとイメージダウンになってしまいます。まあイメージ向上できるデザインではありませんでしたが(汗)自分のドメインを持って、ホームページは自分で作れる。このくらいはできて当然だと思っていました。
ブログを始めた頃の流行りは、「ウェブ2.0」でした。現在ではバージョンいくつになっているのでしょうか(笑)ウェブによって大企業でなくても情報を発することができて、もしかすると認知してもらえるかもしれない。ブログを発信することにはそれなりの「コスト」はかかります。しかし、目に見えないリターンがとてもたくさんあり、今でもブログを始めた判断に誤りはなかったと確信できます。