なぜ少数ユーザーで良いと思うか
メディアプレーヤーQlipを開発していて、あまり広く公表していない方針の一つに、たくさんのユーザーに使ってもらうことを目標にしていない、という点があります。私はソフトウエア開発を主業務にしていないという、多少後ろめたいところがあるのと、ユーザー数がどんどん増えていくと、自分が進めたかった方針にブレが伴うと考えているためです。自分の意見方針と異なっても、それを求めるユーザー数が一定数以上になると、無視するわけにはいかなくなるからです。自分もユーザーの立場でソフトウエアを見る時には、自分の都合を前面に出して意見を提示することにるので、ユーザーとはそんなものなのだろうと思います。
開発者にもいろんなタイプがあると思います。ソフトウエアを公開することで、ユーザーとコミュニケーションを楽しむタイプ。とにかくユーザー数を増やして、メジャーにしたいと考えるタイプなど、さまざまな方針があると思います。私の本音を書くと、Qlipは心底気に入ってくれたユーザーだけに向けたソフトウエアでいい、という気持ちです。ではなぜWebページを設けて公開しているのか?それは、熱烈なユーザーになりそうな方へ届ける方向を他に持っていないからです。まずは一回使ってもらい、気に入ってもらえたら継続してください。という方針からです。
また、私の場合は開発方針が凝り固まっているので、特に開発初期の段階では、死角が多いのです。それに気がつくためにも、いろんな発見が必要だという理由もありました。この点では、Qlip3.0公開直後のいくつかのご意見にはとても助けられたところが多かったので、感謝の言葉しかありません。ご協力いただいた方々、ありがとうございます。
Qlipの開発は細々とではありますが、長く続けていきたい考えです。一人目のユーザーである私自身が、このアプリを必要としているためです。是非使ってみてくださいとは申し上げますが、気に入らなかったら遠慮なくアンインストールしてください。その点はお気遣いなく(笑)

