DaVinciの歴史
マウントキューのWebサイトの中に、TechInfoカテゴリがあります。そこでは、詳しすぎる解説を交えて技術的なテーマを深掘りしています。三つ目のコンテンツとして、DaVinciの歴史について書きました。意外と知られていませんが、DaVinciは今年で生誕40年になります。生まれは1984年ですから、昭和の頃です。実はちょうど私がこの業界に入った同じ年ですので、DaVinciとは同期ということになります(笑)
あえてDaVinciとここでは書きましたが、今はDaVinci Resolveが製品名です。生まれた頃から長い間は、「da Vinci」と名乗っていました。大文字とスペースの場所がポイントです。開発元は現在はBlackmagic Designですが、そこに至るまでにはいくつもの企業を渡ってきました。
1984年に生まれた時点で、すでにセカンダリーカラーコレクションの機能が搭載されていたといいますから、設計は先進的だったと言えます。そして、ソフトウエアでの処理ではなくハードウエアシステムでした。私が初めてDaVinciというものを見たときも、同じように基盤剥き出しの無骨な小型冷蔵庫のような格好でした。
そして、2009年に現在のBlackmagic Designに開発元が変わって、それ以降はまさに破竹の勢いで、何かに取り憑かれたように進化してきました。このように、40年間の前半から15年ほど前までのことを、Wikipediaの情報を元に、そこに私の経験も照らし合わせて振り返っています。DaVinci Resolveの過去を振り返ると、もしかすると未来が見えてくるかもしれません。興味ある方はご覧ください。