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macOSは個人的には非常に体に馴染んだ使いやすいOSだと確信しているのですが、とは言ってもパーフェクトではありません。足りない機能やうまく動いてくれない面も常に抱えています。中期的に見ると改善はしている方向性にはありますが、短期的に見れば「macOSはダメだ」と安直に判断しかねない面もあります。足りないところはユーザーが各種仕組みを使って解決するのが本来のコンピュータとの接し方であることは改めて主張しておきたいところです。
さて、私が足りないと感じている機能の一つがMacBook Proのディスプレイブライトネスの値が正確に数値でいつでも再現できないところです。モニターの校正をする際には、ターゲットの環境に合わせてディスプレイ面の輝度を設定します。しかし、その後その明るさを再現するにも手立てがmacOSには用意されていません。そんな時には、AppleScriptの登場です。
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これまで動画ビューワは、Mac標準のQuickTime Playerを使うと色が正確に表示できないので、使わないことをお勧めしてきました。代替策として無料で使えるmpvを私は推奨してきましたが、その事情がmacOS10.15(Catalina)からは変わってきました。そんな2020年版の動画ビューワ界隈の状況を解説しようと思います。
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去年活発に開発をしていた動画ビューワQlipでしたが、当初目標にしていた仕様をある程度カバーできたので、開発が止まったままになっていました。去年秋に公開されたmacOS10.15でもある程度は使えてはいましたが、ビューワでの色管理の仕様がOS側で変更になっていたので不具合を抱えていました。

ここに来てやっと重たい腰を上げて、メンテナンスをすることができたので更新バージョンを公開できるようになりました。新バージョンでの注意点などをご案内します。
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ネーミングは一般的ではないのですが、先日このような話題を知人から聞きました。もちろん私は初めて聞く話題で、さっそくGoogleで調べてみました。これはテレビCMの搬入時にちょっとしたことになって、この時期になって話題になっているとのこと。24bit音源から16bitへの変換など、ダウングレードする際に音質劣化を抑える処理がディザリングで、これによって無音であるべき部分にわずかにノイズ成分が混入してしまうことを当エントリーではデジタルゼロレベル問題としました。
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ビデオ編集室にはデジタル・ビデオ・エフェクト(DVE)という一台1,000万円以上する非常に高価な機材がマシンルームのど真ん中に居座っていました。その機械を上手に操ることが、ビデオ編集を仕事にしている者にとっては必要な技量の一つでした。私がはじめて触れた頃に障害となった概念がキーフレームでした。KeyのFrameだから、合成でもするのか?なんていう印象を持つ方はイマドキの方で、私なんかチンプンカンプン(この表現こそ死語ですが...)でした。
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FUJIFILMのFlog撮影したショットがDaVinci Resolveでどうなるかを実験していますが、今回はリニアライズする二つの方法を比較してみます。一般的には、Log素材は3DLUTをあてればOK、以上(笑)という考えが大半だと思います。カメラによってはホワイトペーパーで変換式が公開されることが多くなっているので、そのような気の利いた配慮があるモデルでは3DLUTではなく、Resolveに搭載されているDCTLを使ってリニアライズすることもできるのです。数学的で簡単なプログラミングが必要にはなるのですが、そんな手間をかけても得られる良さがあることを知っていただきたくて、今回は両者の比較と手順を紹介したいと思います。
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昨日から発売開始したFUJIFILMのX-T30ですが、娘が昨日購入したため幸運にも早々に新製品を手にすることができました。Xシリーズのミドルレンジにあたる製品ですが、動画機能をメニューから確認すると、アマチュアの域を超えている印象を受けました。タイムコードのDF/NDFがあったり、フィルムシミュレーションのETERNAがあったり、そしてFlogも使えます。私はFlogは初めてなので、購入者の娘を差し置いて動画で試し撮りをしてみました。
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