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macOSではまだ平成のまま

今日から新しい元号令和が始まりました。発表時に令和の二文字を見た時は、正直言って重厚感がなくしっくりきませんでしたが、ここ一ヶ月の間で頻繁に目にすると徐々に定着してくるから不思議です。私の令和へのイメージは、冷たい印象はあるもののスッキリしていて無駄が無い凛とした二文字です。

さて元号は暦で使われますので、コンピュータのカレンダーでも無関係ではありません。しかし、洋物であるコンピュータの暦は西暦で表示されます。macOSではカレンダーで元号は表示されませんが、一部で令和に非対応な様子が確認できます。

macOS10.14.4で確認してみる

macOSの最新バージョンは、令和初日の2019年5月1日朝8時30分現在では10.14.4です。このバージョンで日本語変換するとまだ平成時代のままです。macOS標準の日本語変換を使ってテキストエディタなどのアプリで、「きょう」と入力して変換するとこのようになります。見慣れた平成が堂々と候補として出てくるので、間違ってこのまま使ってしまうかもしれません。要注意です。

システムへの不具合は見当たらない

全世界のユーザー数から見ると、日本語を日常で使っている割合はとても小さなものに違いありません。ましてやカレンダーでは西暦が標準になっているため、令和に切り替わっていなくともシステムに悪影響は無いと思われます。

しかし、日本人からすると元号は想像以上に大きな存在だったことが、4月の令和発表時に再認識したのでは無いでしょうか。あの日の日本全国の熱狂ぶりには私は正直驚きました。エイプリルフールのイベントなど完全に吹き飛ばされて、日本が新元号令和で埋め尽くされました。新元号に非対応なmacOSは、不具合には直結しないまでも日本人の気持ちには小さく無い禍根を残したのです。

謝ることが下手なApple

日本限定の小さな不具合ではあるものの、Appleとしてはユーザーの体験に重きを置いているわけですから、令和非対応が続いていることは失態であると言えます。Appleは自社プロダクトのミスに対しては、とても歯切れが悪い性格があります。ジョブズが健在だった頃は、iPhoneのアンテナの受信感度が持ち方によって悪化する不具合、macOSで採用していた地図の品質不良では、ユーザーの指摘が大きく拡大してからAppleも非を認める後手に回りました。

最近ではMacBook Proのキーボードが抱えている接触不良問題があります。正式に不具合であることを認めたのもユーザーがしびれを切らしてからでした。日本人は相手が非を認めれば、それに被せるようにして攻撃するような姿勢は少ない国民だと思います。アメリカ人は絶対に非を認めない国民だと聞いたことがあります。謝る行為に対する国民性の違いは明らかにあると思います。

スッキリした令和時代にしたい

自社製品についての非を認めることは、企業規模が大きいほど困難な事情は理解できます。不具合を認めなくとも、現在こんな不具合が出ているとアナウンスするくらいなら、あと少しの努力で対処できそうな気がします。そのことにはユーザーも目の色を変えて怒ることはせずに、大人の対応をすべきです。こんな今よりも成熟した世の中になってほしいと、令和初日の朝考えていました。

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