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完全ワイヤレスイヤホン

こんな名前のジャンルがあることをつい最近知りましたが、ここにはAppleのAirPodsが入るのでしょう。コードが全くなくて、耳の穴に収まる非常に小さな本体が左右一つずつのイヤホン。スマートホンやPCとの通信はBluetoothを使用する。この辺りが定義の条件ではないかと理解しています。実はAirPodsからの買い替えで家電量販店を訪れたのですが、結局購入には至りませんでした。

AirPodsの最大の欠点と感じるのは、装着感が人によっては悪い点だと思います。ウチの娘に聞くとそんな不満は全くないと聞きますし、ネットの評判の大半は良い方向ではないでしょうか。そんな評価も後押ししてか、最近電車の中や街中で耳から白いうどんのような形状をぶら下げている人を頻繁に見かけるようになりました。

以前yamaqblogにも書いたように、私はAirPodsが外れやすい体質だったので、身体の姿勢や装着するときの方法などで対応してきた経緯があります。最近気がついたのは、私の場合耳穴の脂分が多い体質なので、それでなくともツルツルな表面にこれが悪影響しているのです。これに気がついてからは、外れやすい日にはウエットティッシュで耳穴を掃除するようにして、大幅な改善(当社比)が得られました。

購入を検討したのは、最新のBTチップを搭載しているNUARL社のNT01AX、AVIOT社のTE-D01bでした。前者はAmazonをはじめ量販店にも在庫がなく入荷は3月まで待ちの状態。後者は在庫はあるものの、お店の方曰くすぐに品薄になるでしょうとのことでした。店頭で二つを装着させてもらい確認できました。AVIOT社のTE-D01bは在庫もあったので、iPhoneでの通話も試させていただきました。アキバのヨドバシは店員さんの対応が素敵です。店頭で触れた印象は下記の通りです。

  • 密閉感は高いが、iPhoneでの通話には向いていない。この点では、AirPodsの方がポイントが高い。
  • 電話の着信時に音声切り替えが必要だった。初回だけかもしれないが。
  • 通話時の音声レベルが低くて、周りの音が気になる場所では聞きにくくなる可能性が高い。音量を上げてもあまり大きくならない。
  • 非常にコンパクトなので、装着感は良い。NT01AXよりもコンパクト。余計なホルダがないので装着しやすい。
  • 付属のバッテリ内蔵ケースは予想以上に大きくはなく、重さも軽量に感じた。

AirPodsがどうして耳から外れやすいかの理由が、今回理解できた気がします。AVIOT社のTE-D01bはApple製品で言うところの、1万円弱で販売されていたシリコンピース付きのワイヤードイヤホンのような製品です。密着度が高く周りの音が遮断されていて音楽に集中できます。私も購入して使っていました。しかし、通話がやりにくかった。iPodで使うには良かったのですが、iPhoneと一緒に使うと電話の目的が果たせなくなって使いにくかったのです。そんな理由があってか今ではディスコンです。耳に密着する度合いは、高すぎると通話時に自分の声が耳に入らなくなるので、とても会話に支障をきたすのです。自分の声だとしても、それを客観的に自分の耳でも聞きながら話しているのです。通話で使うイヤホンはこの点がとても重要ですが、ネットの中のレポートでここに触れている記事には遭遇できませんでした。音質に関する記事ばかりでした。

AirPodsは音楽を聴くときのモニタリング、電話をかける際の耳からのモニタリングとマイクでの集音、iPhoneとのペアリングや設定をスタイリッシュにする。これらに合わせて形状をAppleらしく仕上げる。この辺りを中心に製品化したのではないでしょうか。全てが100点満点にはできないので、それぞれのカテゴリの得点を少しでも高めるようにトレードオフと戦ってきたのだと思います。私のように耳から外れやすいユーザーが出てくることは、Appleは百も承知でしょう。他社の製品に触れたことで、特定のカテゴリではAirPodsを上回るものはありましたが、総合得点というかカテゴリ全ての総合平均点ではAirPodsが上位にくることがわかりました。

Appleは製品に隠された設計思想を多く語らないので、一部のユーザーからは誤解され続けることもあるでしょう。現に私みたいな条件のAirPodsユーザーには不評です。誤解され続けていながら多くを語らない点は私は理解していますが、それはこれまで大きなお金をApple製品につぎ込んできたバイアスがあるからです。Appleの哲学を信じていて、それに共感しているからです。そうではなく、スタイリッシュなAppleを最近知ったばかりのビギナーは、このあたりの誤解をきっかけにApple嫌いになるケースもあるかもしれません。

そんなわけで、完全ワイヤレスイヤホンを新調することにはならなかったわけですが、その代わりに使いにくい点はユーザー側で解決しよう。というポリシーで、Amzonで見つけた装着しても充電できるシリコンのパッドを購入したところです。AirPodsには色々考えさせられている今日この頃です。

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