少しずつ更新していますが、動画ビューワQlip(クリップと読みます)を更新しました。ソフトウエアアップデート機能があるのですが、正常に動作しないことが判明しましたので、Webサイトから再度手動でダウンロードしていただいて、差し替えをお願い致します。お手数をおかけします。
今回の更新では、オーディオのレベルメータを実装しました。現状ではトラック1限定となっていますが、大抵のクリップではトラック1にステレオで記録されることが多いので、まずはこれでお使いいただいてご意見をお聞かせください。
そのほか、不具合や希望の機能などありましたらお知らせください。
YamaQ様
アップデートお疲れ様でした。
特に今回のオーディオメーターは私の希望でもあったので嬉しいです。
気になった点をご報告させて頂きます。
・メーターの動きが音に合ってない?(早い気がします)
・メーターの近くにもMUTEボタンが欲しくなりました。
・Audio Track Sheetですが、トラックの種類(モノ・ステレオ・サラウンド)が分かると嬉しいです。
・Audio Track SheetでTrackをオフにしたらメーターは次のTrackを表示するのはいかがでしょうか。
・Audio Track Sheetを出しても再生が止まらない方が良いかと思いました。
・動画の周りに黒の枠を付けていると思うのですが、グレーに(グレーを選べる様に)出来ますでしょうか。
→ 素材の動画に黒みが付いている場合があり、それを見つけたいのです。
・まだSierraマシンが多くあり、Sierraでも動くと嬉しいです。
1ユーザーの勝手なインプレッションでした。でもすごくイイです。
やまたけさん
動作確認ありがとうございます。
オーディオメーターは約10msec映像よりも先行しています。言い換えれば、映像を表示させるまでに約3frame(30fpsベース時)処理待ちしているようです。抜本的な解決策を模索中です。
AudioTrackSheetはOn/Off操作のためだけになっていて、ここにトラック名が出てくれば良いのですが、現状ではシンプルにしています。本当はオーディオメタデータの表示とチェックボックスは同じところにしたかったのですが、気に入ったレイアウトが見つかっていないのでこんな感じになっていました。
メーターのチャンネル数は個人的にも物足りないので、全チャンネルを表示するか上手に切り替えるかは検討しています。
画面の周りの黒はDaVinci Resolveでもオプションがあるように、その方向で修正したいと思います。
macOSのバージョンは、ツッコミどころ満載だと覚悟はしていました(汗)。実は10.12.xではマーカーやオーディオプロパティが表示できない不具合があったので、慌てて動作バージョンを引き上げた経緯がありました。ただ、この先のことを考えて、なるべく新しいmacOS限定にしておきたいところです。
やまたけさんの意見がここにきてとても多く盛り込んであるので、また気がつくことなどあれば是非お知らせください。よろしくお願い致します。
YamaQ様
WindowサイズのNormalが1280x720で1920x1080が無いのですが
やはりFull HDサイズが欲しい所です。
私の環境がMacBook Proなため1920x1200でして、メニューバーと下部のコントローラを合わせると収まりきれなかったためでした。時代に即して大きな画面の環境を考慮して、プリセットを追加したいと思います。
バージョン0930で、1920x1080を追加しました。
Mac環境で1920x1200を超える画面サイズをプライマリースクリーンで持っている場合だけメニューに表示されます。小さな画面では邪魔になるので、メニューに表示しないようにしています。
yamaq様
アップデートお疲れ様です。
私もオーディオメーターはとても搭載してほしい機能でしたので嬉しいです。
ただ1つ、1トラックに数チャンネル入っているのか、またモノラルトラックが数チャンネル存在するのかわかるようにしていただけるととても助かります。
基本的には1トラックにステレオという素材はほぼ無く、モノラルトラックが数チャンネル存在する状態で納品します。
動画ビューワーで簡易チェック時に無事納品フォーマットになっているか確認出来るとすごく助かるのです。
編集ソフトではオーディオを確認する時にタイムラインやプロジェクトの設定次第で表示のされ方が変わってしまう為、ぜひ動画ビューワーで簡易確認したい項目です。
要望ばかりすみません。もし可能であれば...。
XVGさん、コメントありがとうございます。
オーディオの個別表示は私も必要に感じているので、なんらかの方向性を示したい考えです。トラックとチャンネルの組み合わせや、モノラルとステレオだけではないので、組み合わせが多くて開発者とすればなかなか仕様が固めにくい課題はあります(汗)
オーディオ周りではないのですが、お客さんに渡す複数のクリップをまとめて確認したい場合に、
・QT Playerで複数のムービーを開く
・VLCで連続再生する(プレイリスト)
という使い方をよくしています。
なので、どちらかの振る舞いが出来るようになると嬉しいです。
オーディオだとリサージュ図形を見たいですね・・・
複数のクリップを並行して開くような仕様はこの先も考えていないため、プレイリストが良いかと思います。
複数のクリップを切り替えてオープンする際に、以前開いたクリップで残したかった設定(マークなどの情報)を保存する仕組みを検討しています。今のところ、BMD-RAWで採用されたサイドカーをQlipでも使えるようにしたいと思っています。
XYスコープは実装の目処が立ちそうで、レイアウトをどうするかを検討しているところです。
YamaQ様 Ver.0935で(暫定的なデザインだとは思いますが)AudioTrackがセレクト出来るのは嬉しいです。
再生中に23fpsになったり25fpsになったりで赤丸が点灯するのですが
これは正しく再生が出来てないという事でしょうか。
どこかにExport imageボタンがあると良いなあと思いました。
やまたけさま
オーディオトラックセレクト機能のためのポップアップは、ご指摘通り暫定的な対処でして、自分の中でも十分ではないです。以前のままでは1,2chしかメーターが反映できないのはあまりにもひどかったので、まずは選択できるようにしました。ですので、暫定的なのです(汗)
現状では選択したトラックだけしかメーターに出ないので、ミキサーで言うところのSoloになっています。ポップアップの名称もSolo-1、Solo-2にしようか迷ったくらいです。しかし、そうしてしまうと初めて使うユーザーに直感的ではないと思いTrack-1〜にした次第です。
最終的には、選択した「複数の」チャンネルだけをミックスしてモニタリングできるようにはしたい気持ちです。
フレームレートがふらつく件ですが、内部の仕組みは至ってシンプルで、1秒間に何フレーム進んだかをカウントしているだけです。この際のタイマーの精度は正確に詰めていないので、厳密なクオーツ時計のような精度なのかパソコン時計のようなズレやすいものなのかは突き詰めていません。しかし、私の検証の中ではそれなりの正確さだと判断したので、実装に至りました。H.264などの処理の負荷が重いものほどふらつくことが多かったです。
Exportボタンはご意見として受け止めておきます。付けるとしたらウインドウ下部の中になるのでしょうが、現状でも混雑気味なのでこれ以上のコントローラやディスプレイは増やしたくない気持ちはあります。
お忙しい中、いろいろご意見をいただけて非常に感謝しております。ありがとうございます。