コンテンツへスキップ

BMeGPUの検証レポート(改)

先日エントリーしたBlackmagic eGPUの検証について、改めてエントリーします。前回の書き出し時間の測定には大きなバラツキがありましたが、今回計測し直したところある程度の傾向が出たのでこのデータを正規版としてまとめなおしました。計測結果に関わるところでどこが変わったかというと、毎回Macを再起動せずにそのままたくさんのDeliver作業を継続したところです。eGPUの接続し直し時だけはMacのコールドブートを実行しました。

改めて結果を見てみると、MacBook Proの内蔵dGPUだけの時に比べてBMeGPUを使うとそれなりに効果は見られ、さらに野良eGPUでGTX1080Tiを実装したらさらに時間短縮できたという結果です。

当初の私の理解では、eGPUを使うことでResolveのタイムラインの再生fpsが高くなったり、普通の書き出し時でも大きな効果があると考えていました。現状で高速なGPUだと考えられる1080Tiを使っても再生fpsが上がらなかったので、どうなっているのか状況を見失っていました。今回BMeGPUとGTX1080Tiを比較したことで、Mac環境でのeGPUの効果がなんとかく見えてきました。

過去のDaVinci ResolveではGPUの枚数が多いほど、何をするにも劇的に処理能力が高まった記憶がありましたが、最近ではGPUだけに処理を丸投げしているわけではなく、CPUの分担も大きな比率がありそうです。これはWindows環境で最近システムを構築された方もそのようにおっしゃっていました。Resolveのタスクによっては、GPUがあまり稼働しないこともあったそうです。この点はMacでも確認できました。CPUメーターを見ていると、常に何かの重たい処理をしているときには高い使用率になっていました。CPUはすべてのコアで一様に高い使用率になっているので、使用効率は高いことが確認できました。GPUにもこの処理をもっと分けてあげて、処理に参加してほしいところです。

ノイズリダクションのようなResolveでもベスト3に入るくらいの重たい処理では、eGPUの存在感は出ています。おそらくResolve FXの中にはGPUを利用するものが多くあるので、エフェクトを多くかけているときにはGPUの有る無しで書き出し時間は変わってくることが予想できます。これに対して再生時にはGPUの有る無しに関わらずfpsの違いは見られませんでした。

ここまでの検証から伺えるのは、eGPUはEdit作業時のプレイバック性能を高めることには貢献できないものの、Deliverからの出力時にはエフェクトに関わらず効果は見られました。エフェクトが多くかかっている場合には、その効果はそれなりに出てくることが期待できます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。