MacとiPhoneは継続して使っていますが、iPadは常時所有してきませんでした。忘れた頃に衝動的にiPadを買ってはみるのですが、そこから継続使用することはこれまではありませんでした。今回はまた同じようなことを繰り返すのか?それとも、これまでにはなかった展開になるのか?自分でも楽しみです。今回iPadを購入した背景には、皆さんもご存知のように、DaVinci ResolveのiPad版がリリース間近だからです。
今回購入のモデル
DaVinci Resolveは、Macで使う時でもそれほど高いハードウエアスペックは求めないアプリケーションなのですが。しかし動画の編集や合成のソフトウエアなので、やはりハードウエアはなるべく高性能で用意した方が、この先のことを考えて後悔がないのではなかろうかと考えました。当初は、512GBストレージモデルを選択していましたが、この場合メモリが8GBになります。ストレージを1TBにすればメモリは16GBに容量追加できることに気がつき、仕様を変更した経緯がありました。大きさは12.9インチでスペースグレーなので、Macと同じ色です。純正のカバーSmart FolioとApples Pencilも合わせて購入しました。総額はMacBook Proが買えてしまうほどとなりましたが、DaVinci Resolveを迎えるのに十分な準備ができたと思っています。
iPad購入もう一つの理由
これまで不定期に思い立ってiPadを購入した経験があることは冒頭で述べましたが、今回もそのような流れで衝動買いをしたのですが、今回はもう一つの重要だと考える理由がありました。DaVinci ResolveのiPad版を試すという理由以上に大きな意味を持っていると個人的には考えています。
今から振り返ること10年くらい前でしょうか。当時でもMacBook Proのようなラップトップ型のMacを私は好んで使っていました。当時よく耳にしたのは、ラップトップ型のMacは可搬性は高いもののパフォーマンスはイマイチとの評価でした。私もその点は納得して使っていました。それから10年が経過して、今現在ではそんなことは耳にしなくなっています。まあ、スタジオで使っているような巨大なワークステーションに比べると性能差はあるかもしれません。しかし、Apple Siliconのおかげでラップトップ型でもパフォーマンスで我慢することはない時代が到来したと私は考えています。これなら十分であると考えています。
そして、この後10年くらい経過したらどうなっているでしょうか。ぼんやりと私の頭の中に浮かぶ光景は、「iPadでも十分な処理能力だよね。よほどのことがない限りMacは必要無くなったね。」と言われている会話です。Macがなくなってしまうかどうかは私には想像できませんが、iPadの処理能力が今以上に向上して、OSもさらに進化していることは誰から見ても間違いないと思います。そんな近未来を夢見て、しばらくiPadを真剣に使ってみようと考えたわけです。