リリースノートを確認したところ、完全にこれは大きなメジャーバージョンアップだとわかります。非常に項目が多いですが、翻訳しましたのでご覧ください。既存ユーザーは更新して早めに機能の確認をされたらいかがでしょうか。あわせてこちらの動画もご覧いただくと良いかと思います。
主な新機能
- ソーシャルメディア用のプロジェクト設定で、垂直解像度のオプション
- YouTubeアップロードのためのカスタムサムネイル
- マルチユーザコラボレーションを強化する個別のタイムラインロックのサポート
- DaVinci Neural Engineを採用した新しいボイスアイソレーションをスタジオ版に追加
- 自然でスムーズな音声を実現する新しいダイアログレベラー
- Fairlightオートメーションカーブ編集のためのベクターキーフレーム機能
- タイムコードや音楽のテンポに合わせて編集するためのフェアライトグリッドのサポート
- 再編成され、合理化されたビューメニュー
- 編集タイムラインでのResolve FX Dust Busterのサポート
- 編集ページでのスピードエディター機能の向上
- 字幕キャプションのプロパティを個別にオーバーライドできるよう機能追加
- 字幕トラックプリセットとトラックごとのフォーマットルールに対応
- FusionページでMagic Maskをサポート
- Dolby Visionシネマトリムをサポート
- WindowsとLinuxの分数表示スケーリングに対応
Media
- スマートビンに対応し、個別のマーカークリップリストを表示できるよう機能追加
- ビューアでマーカーにナビゲートすると、マーカーが選択されるよう機能追加
- ソースビューアのアクションで前または次のクリップをロードできるよう機能追加
- メディアエントリを自動スマートビンにドラッグして、キーワード、ショット、シーンを適用
Edit
- 編集ページでのスピードエディター機能の向上
- フルスクリーン表示、タイムラインリサイズ、レビュー再生キー
- 編集タイムラインでのトリム、ロール、スリップ編集、クローズアップの挿入
- CUT、DIS、SMTH CUTキー
- 編集タイムライン上のクリップのオーディオレベル変更
- SETキーによるトランジション時間の初期設定
- シンクビン、カム1-9キーによるマルチカムクリップのアングル変更
- サブタイトル機能の改善
- 字幕のキャプションプロパティを個別にオーバーライドできるよう機能追加
- HTMLの太字と斜体の字幕の扱いが改善
- 字幕トラックプリセットとトラック毎のフォーマットルールのサポート
- 複合クリップとトランジションでのアルファの扱いが改善
- トランジションの複数選択、削除、再調整
- ギャップに対する編集とトリムアクションをサポート
- タイムラインページのスクロールに対応
- すべてのオーディオトラックのデスティネーションを有効/無効にするショートカット
- 新しいトラックは編集タイムラインのコンテキストに追加されるよう機能追加
- 編集タイムライン上でResolve FX Dust Busterを使用できるよう機能追加
- 編集インデックスにマーカーとトラックリストを追加できるよう機能追加
- スピード変更ダイアログにソースクリップのデュレーションが表示されるよう機能追加
- ビンからの再変換はセッションで選択されたビンを保持
- 対応するFusionエフェクトのインスペクタにメディアをドラッグ&ドロップ
Fusion
- Fusionアクションのキーボード設定を統合
- FusionページでのMagic Maskのサポート
- Resolve FX Keyers、Dust Buster、Lens Flare、Stop Motionのサポート
- 編集トラックのコンポジットにアクセスするための新しいメディアインバックグラウンドモード
- Text+の再生とレンダリングパフォーマンスを最大10倍高速化
- 共通のキーワードとカテゴリーを使ったFusionノードの検索
- GPUアクセラレーションによるVariBlurの高速化
- GPUアクセラレーションによるFilmGrainの高速化
- FusionページでARRI LogC4とARRI Wide Gamut 4をサポート
Color
- 生成された空のテクスチャを含む新しいResolve FX Sky Replacement
- Resolve FX Surface Trackerを使ったテクスチャのモーションブラーに対応
- グレードの分離にResolve FXのアルファを使用できるよう機能追加
- Resolve FX Film Grainにおける個別のRGBコントロールのサポート
- Dolby Visionシネマトリムのサポート
- Resolve FXを搭載したカラーグレーディングノードは自動的に追加入力を取得
- サポートされているResolve FXのアルファチャンネルをカラーで処理できるように機能追加
- トラッキングがトランジションエクステント上で機能するよう機能追加
- マルチカムおよび複合クリップのリサイズ品質の向上
- プロファイルまたはパーシャルオクルージョンの顔をトラッキングする際のクオリティを向上
- Resolve FX Face Refinementの目のシャープ化動作の改善
- DaVinci Resolveのアドバンスパネル機能の改善
- グループ化されたクリップのクリップとタイムラインのトグルを改善
- ポットモードにプライマリコントロールが追加
- Qualifierメニューの改善
- パワーウインドウメニューの改善
- シフトダウン+ループでプレイヘッドモードが切り替わるように機能追加
- リファレンスワイプモードをサイドパネルにドッキングさせることができるよう機能追加
- DaVinci Wide Gamutを使用したRCMプロジェクトにおけるText+の取り扱いを改善
- ビデオレベルスコープにおけるHDR、分割、パーセンテージのラベリングを改善
- オブジェクトマスクでクリップをフィルタリングする機能
- クリップの色でクリップをフィルタリングする機能
- エフェクトインスペクタに明示的な削除アイコンが表示されるよう機能追加
Fairlight
- DaVinci Neural Engineを搭載した新しいボイスアイソレーションをスタジオ版に導入
- 自然で滑らかな音声を実現する新しいダイアログレベラー
- タイムコードや音楽のテンポに合わせたグリッド編集のサポート
- オートメーション編集とコントロールの大幅な向上
- ベクトルキーフレームによるオートメーションカーブの編集
- 新しいスナップオートメーショングライド時間の設定
- オートメーションがクリップ編集にデフォルトで従うよう機能追加
- オートメーションが現在の再生ヘッド位置と一致するように更新
- オートメーションをタイムラインの開始、終了、すべてに書き込めるよう機能追加
- オートパンチ、オートセーフ、ゾーン、ニューミックスの新しいコントロール
- クリップ間のオーディオクロスフェードをギャップで作成する機能
- Fairlightタイムラインでのペーストインサートとリップルカットアクションのサポート
- 隣接するトラックに対する複数のトラック名のペーストに対応
- 範囲選択の開始と終了にビューを配置できるよう機能追加
- チャンネルごとに1つのトラックをレンダリングすると、オーディオチャンネル名がサフィックスされるよう機能追加
- ミキサーとメーターにツールチップの名前が表示され、パッチが見やすくなるよう機能追加
- アサインやオートメーションのバスを削除する時の確認ダイアログ
- バスフォーマットダイアログから複数のバスを削除できるよう機能追加
- ADRの使い勝手を改善
Codecs & I/O
- YouTubeアップロードのカスタムサムネイルを選択可能に
- YouTubeのプリセットで、サポートされているコーデックのビットレートを選択可能に
- ソーシャルメディアにアップロードする前にレンダリングしたクリップを確認するオプションを追加
- AAFの読み込みと書き出しでタイムラインマーカーをサポート
- DropboxとDropbox Replayのアップロードにカスタムプリセットをサポート
- 最適なH.264/H.265エンコーダを自動的に選択
- Dolby Vision H.265プロファイル5クリップのデコードをサポート
- サポートされているNvidiaシステムでAV1エンコードをハードウェアで加速
- 出力解像度のスケーリングにおけるUHDとDCIプリセットのサポート
- IMFワークフローにおけるタイムラインマーカーの読み込みと書き出しのサポート
- IMF配信ワークフローにおけるマルチチャンネルオーディオメタデータの改善
Performance
- エンハンストモードでのオプティカルフローパフォーマンスが最大2倍速に
- Text+の再生とレンダリングパフォーマンスが最大10倍高速化
- Appleシリコン上のRCMのパフォーマンスが向上
- Face refinementトラッキングと解析が最大5倍高速化
- Resolve FXのオブジェクト除去パフォーマンスを最大5倍高速化
- Apple製シリコンでのシャープなリサイズパフォーマンスを最大2倍高速化
- 空間ノイズ除去性能を最大4倍高速化
- テンポラルノイズ低減のパフォーマンスを最大30%高速化
- ビデオスタビライゼーションパフォーマンスを最大5倍高速化
- 大規模なノードグラフの再生パフォーマンスを高速化
- AppleシリコンにおけるPIZ EXRのデコード性能を最大2倍高速化
- AppleシリコンにおけるRAWデコードのパフォーマンスが向上
- 8K H.265クリップのNvidiaアクセラレーションによる再生が最大30%高速化
- デュアルNvidiaエンコーダによるAV1およびH.265エンコードが最大50%高速化
- 多くのプロジェクトライブラリを使用するユーザーのために、Macでの起動時間を改善
- Windows IntelシステムでOpenVINOが加速するAIベースのスタジオ版への機能
General
- プロジェクト設定にソーシャルメディア用の垂直解像度オプションが追加
- マルチユーザコラボレーションを促進する個別タイムラインロックのサポート
- ATEMプロジェクトを読み込む際のオーディオ管理の改善
- 3つのドットメニューからアクセスできるプロジェクト設定プリセットの簡素化
- 整理され、合理化されたビューメニュー
- 選択した複数のプロジェクトの書き出しに対応
- プロジェクトマネージャーフォルダのコピー&ペーストに対応
- 書き出されたDRTタイムラインにメディアシンク情報を含めることができるよう機能追加
- 仮想スライダコントロールの選択時に値をコピー&ペーストできるよう機能追加
- マウスのミドルドラッグでクリップサムネイルをカラーとフュージョンでスクロールできるよう機能追加
- WindowsとLinuxでの分数表示スケーリングに対応
- クリップの移動、オーディオ録音などのショートカットをカスタマイズ可能に
- キーボードカスタマイズでサブメニューの検索が可能に
- キーボードカスタマイズのアクションホバーテキストに、アクションの場所を表示
- ショートカットキーの競合を簡単に解決するためのクリック可能な警告表示
- 再生ヘッドでオーディオを現在のトラックにスポットするスクリプトAPIのサポート
- FCPXMLファイルから特定のタイムラインを選択してインポートする機能
- パフォーマンスと安定性の向上