MacBook Pro16inchモデルが到着

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予約開始日の翌日に注文しにもかかわらず、手元に到着したのが一ヶ月以上も先になってしまいました。今回のモデルは、これまでの買い替えとは大きな違いがあったわけですが、IntelからApple Siliconに変わったこのMacBook Proの2021年モデルについて、感じたことを書き残したいと思います。

静かで熱くならないヤツ

これは人間に対する評価なのではなく、新しいMacBook Proに贈る評価です。心臓部がApple Siliconになり、コンピュータのアーキテクチャが激変したことによる最大の恩恵が、これではないかと思います。これまでの使い方と同じようなことをしていても、決して内蔵の冷却ファンは回ってくれません。ファンと言ってもワークステーションのような大きな音のファンではないので、そのくらいは気にならないのでは?と言われるかもしれませんが、Live配信の時にはこのファンの音でもかなり困ることになるのです。そのファンがLive配信の時には一切回らないので、とてもLive配信では気遣いが減りました。

そもそもファンが回らないということは、Mac本体の発熱が小さいということで、その証拠にキーボード左側を触れてもとても信じられないほどの温度の低さです。これにより、バッテリの減り方の速度も個人的な体感レベルですが、前モデルのIntel搭載のMacBook Pro2019年モデルに比べて1/3ほどの速度です。午後一から使い始めて夕方を過ぎても、バッテリ残量が30%くらいにしか低下しておらず、騙されたような気持ちにすらなります。

互換性問題の心配について

プロセッサがApple Siliconに変わることで大きな影響を受けるのは、ソフトウエアです。これまで使っていたアプリケーションが使えなくなるのではとの不安はありましたが、私の環境ではすべて無事に動いています。唯一盲点だったのは、Parallellsで保存してあったIntel版Macでのバーチャルマシンです。Parallelsは早くからApple Siliconへの対応を表明していたので安心していたのですが、Intel版でのデータはそのまま使用することはできませんでした。私はバーチャルマシン上でWindows10を使っていましたが、潔くWindows11に置き換えることでまっさらにしてスタートできました。その際に諦めていた、過去のWindows32bitのアプリケーションと保存データがそのまま使用できた点は、正直言って感心した次第です。過去への互換性に関しては、Apple製品では想像もできないほどの対応力です。Google ChromeのARM版64bitアプリのリリースがまだなので、当面はEdgeをWindows環境では使うことになりました。

ACアダプタについて

この2021年モデルからは、ACアダプタの電力が140W対応になりました。以前の96Wタイプでは、使用環境によっては電源供給しているにもかかわらずバッテリが減っていくという、明らかな電力不足に陥ることが稀にありました。140Wにパワーアップしたことで、こんな心配事も解決していることを期待します。現状ではここまでの電力は私には不要なことが多いので、これまで使っていたサードパーティ製の100Wのものを、USB-C端子から使い続けています。

XDRタイプのディスプレイ

モニターの進化も特筆すべき点の一つです。拡張ダイナミックレンジ対応のモニターということで、HDRへの対応がやっと実現しました。DaVinci Resolveのビューワの中だけでHDR表示できるようになるので、MacBook Pro単体でもそれなりのHDRモニタリングができるようになっています。さらに、DaVinci Resolveから出力したメディアファイルのNCLC(メタデータ)がHDR向けになっていると、動画ビューワのQuickTime プレーヤーでもHDR表示ができています。同じAPIを使っている私が開発している動画ビューワQlipでもHDR表示に対応しています。

一週間経過時点での満足度は?

もちろんこれまでの歴代Macの中では1番優れていると思います。ここまでハードウエア面での機能向上を前モデルから感じたことはこれまでありませんでした。一時はCPU性能が何%アップなんて言っていいた時期もありましたが、そんな表現がおかしくなるくらいに今回の更新は段違いのレベルアップでした。パーソナルコンピュータなんて、どのメーカーもそんなに大きな違いがなくて同じなんだ、そう言う人も少なくないでしょうが、Apple Siliconの登場によって、そんなことを簡単に言えなくなるでしょう。しばらくの間は。

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