FCP8.0が開発中であることが判明(4月1日ネタです)

もちろんこれは、フェイクです(笑)。本日は4月1日ですので、新年度が始まります。2021年度は、きっと素敵な年度になるでしょう。きっと。

情報筋によると、Final Cut Proのバージョン8.0が開発中であることが判明したそうです。すでにバージョン7に代わる通称FCP Xが2011年6月にリリースされていますが、今年はちょうどそれから10年が経過します。にもかかわらず、いまだにFCP7を使い続けているユーザーが少数ながらも存在することと、後発のDaVinci ResolveがFCP7に代わって「これぞFCP8だ」と言われていることも少なからず影響しているかもしれません。

FCP8.0の現在判明している仕様

ディスコンになってから10年が経過しても、いまだに熱烈なFCPユーザーがいることを踏まえて、新機能を盛り込むのではなく、現在のmacOSに最適化されたFCP7を目指すことを基本としているそうです。したがって、見た目や使い心地というLook & FeelはFCP7を忠実に残していることが想像できます。すでにQuickTimeはmacOSの中からは消えているため、CoreVideoや最新のAPIを活用しているはずです。

気になるところは、昨今のRAWやLogへの対応なのですが、FCP7のシンプルな編集機能を前面に打ち出す方針により、カラーグレーディングやエフェクトへの対応は極力控えめになるとのこと。もしかすると、ProRes RAWは未対応になるかもしれません。RAW以外のProResファミリーに完全対応するのであれば、いわゆるオフラインエディターにとってはその機能で十分なのかもしれません。

気になる価格や販売方法は?

Apple純正アプリのため、Mac AppStoreでの販売が有力視されます。この先のファンの反響を見て、Appleとしては初めての試みになる、オープンソースでの配布も可能性があると専門家は語っています。確かに、ソースコードを公開しておくことで、今後Appleの方針が突然変更になった際にも、有志によってFCP8は生き続けることができるので、ユーザーとしてはとても意義があることだと思われます。

ところで…

もし本当にFCP8がリリースされたらあなたはどうしますか?それを真剣に考えることは、あなたが動画編集アプリに求めているスペックを再度見直すことになりませんでしょうか?私は、これまで考えてきたのは、オフライン編集の目的であれば、FCP7で十分なのだということです。ProResコーデックが出し入れできて、安定して、軽快に使えるということがオフライン編集に欠かせない必要要件と考えるからです。真剣にFCP7を業務で使いたいと望むのなら、旧型のシルバーのMac Proを三台くらい用意します。その中には、最小限のMacOS X10.7をインストールして、ビデオI/Oドライバをそれに合うものにします。このセットを複数台用意しておいて、故障時には本体の入れ替えをするのです。馬鹿馬鹿しい発想と言われるかもしれませんが、これが安定して動いてくれるのであれば、「無い話では無い」と私は考えています。

このくらい、FCP7は完成された枯れた動画編集アプリケーションだったことが伺えます。私は現在中心に使っている動画アプリはDaVinci Resolveですが、年々新機能が加えられる方向性です。その点には満足していますが、新しい機能は不安定要素を秘めることになり、ユーザーとしてはそのバグというか仕様の甘さとの戦いでもあるのです。サブスクリプションタイプのソフトウエアでは、ユーザーから捻出させる固定費を継続させるために、どんどん目を引く機能を盛り込もうとしています。このやり方ってほんとうにユーザーに役に立っているのでしょうか?今回のエイプリルフールのネタは、このような昨今の動画系アプリの持っている課題を少しだけ考えてみるきっかけになるのであれば、4月馬鹿ではなく、4月賢いになるかもしれません(笑)

「FCP8.0が開発中であることが判明(4月1日ネタです)」への2件のフィードバック

  1. 久々にこれで来ましたか(笑)。
    さすがの信憑性ありありっぽい文章にやられそうになります(^^;
    でも、もうさすがにないでしょうねえ…。
    うちでも昔から続けている一部のお仕事で、まだ使っています。OS10.12を維持しなきゃならないのはなかなか大変です。

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