EIZOから新しいリファレンスモニター登場


本日発表になったColorEdgeの最高峰モデルの後継、CG3146が情報解禁になったようです。私のところにもお知らせをいただいたので、情報発信しておきたいと思います。このモデルは先行して販売されていた、CG3145の後継機種でマイナーバージョンアップというよりも、メジャーバージョンアップと呼べる更新です。価格は少しだけ高めの設定になっているようです。

主な更新ポイント

個人的には待望していたキャリブレーションのためのプローブが、他のColorEdge同様搭載されました。これにより、日常的な色調整の敷居が一般的なモニターと同じレベルになりました。ColorEdgeシリーズの売りは正確な発色と経年劣化の少なさです。そのためにはユーザー自ら定期的に校正することが求められ、そのためには特別な機器が不要なのはありがたいことです。

また、SDIインターフェースが搭載された点も大きく紹介されているのでしょうが、個人的にはこの点は全く期待していません(笑)。むしろ、SDI無しモデルも併売していただいて、安価な設定にしていただいても良いくらいです。ただ、接続の長さ制限が緩くなるSDIは撮影現場では重宝することは間違いありません。

リファレンスモニターに求められるもの

近年放送用コンテンツを作る時に不可欠なマスターモニターへの考え方が、大きく変わりつつあります。先日のJPPAでのセミナーで大胆にも提言させていただいたように、マスターモニターは伝家の宝刀ではないのです。何でもかんでもマスモニで見るのではなく、適材適所でモニターは設定を変えながら使うべきなのです。マスターモニターとはSONYさんのBVMシリーズを指すことが最近では業界の暗黙の了解になっていますが、リファレンスモニターは広い意味での基準になるべきモニターだと私は考えています。ですので、SONYのBVMシリーズもそんな意味ではリファレンスモニターなのです。この安定したモニタリングのためのリファレンスモニターは、経年劣化が少なくユーザーのメンテナンスによって常に最良の状態に維持できることが必要要件です。HDR対応かどうかは作るコンテンツによるので、必須とは言い切れないと現状では考えています。HDR対応にすることで犠牲になるスペックがあるのなら、SDRオンリーの方がユーザーにとっては使いやすいと思うからです。

CG3146の発売時期は5月となっているので、NABで大きく注目されてゴールデンウイークが開ける頃には、うまくいけば実機が見られることになるのではないでしょうか。

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