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DaVinciのCutページ利用法

放送向け番組の編集作業が、特別なスタッフでなければならなかった理由は、VTRを再生するための電気調整が欠かせなかったからです。このために、編集マン(ウーマン)は技術的な基礎知識を身につけなければなりませんでした。その中には、派生するNTSCテレビ放送の仕組みも含まれます。当時でも器用な非技術者は少なからずいて、電気調整ができるディレクターもいました。

時代は流れて、VTRのTBC調整は基本的に不要となり、さらにVTRは使われなくなった現在、編集作業は誰でもできる日常の制作作業のひとつになったわけです。しかし、現在でも専門のエディターも存在していて、確かな素材を見る目を持ち、プログラムを構成できる能力を武器にして活躍している方もいます。

映像編集とは、メッセージを伝えるためのストリーを構成する作業です。その中には、映像をデコレートしたり難易度が高い合成作業を伴うこともあります。しかし、その比率は僅かでしょう。大半は素材のクリップから必要な部分を切り取って、タイムラインにどのように並べてストーリーを構成するかという作業です。そう考えれば、編集は誰が行っても構わない作業と言えます。

日常的に映像編集を行う人のことを私はカジュアルエディターと呼んでいますが、そんな人たちが利用するのに適しているのがDaVinci ResolveのCutページではないかと考えています。独特なインターフェースではありますが、操作がシンプルなのが最大の利点です。この中で完結しなくてもよい緩さ。タイムラインを自分で完結せず、他の誰かに引き継ぐのなら十分な機能です。

DaVinci Resolveには無料バージョンもあり、MacやWindowsで使えます。最近のオフィスで使っているWindowsパソコンはとてもパワフルです。これに無料版のDaVinci Resolveを入れておけば、簡単な編集や編集準備であれば自席でこなせる時代です。DaVinci Resolveだからと言って、自分で敷居を高めるのではなく、使える機能を自分流に活用してみてはいかがでしょうか。

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