Qis|1.3.19

Qis(クイズ)は、日本語入力などのInput Source(入力ソース)を、アプリケーションごとに指定するためのユーティリティです。

Macでは日本語入力のためにツールバーにある入力ソースを日本語/英語の両者で切り替えて使用しているでしょう。この時の入力ソースはmacOS標準の通称ことえりを使っているユーザーが多いでしょうが、Google日本語入力やサードパーティのソフトウエアを別途インストールしていることもあるでしょう。これらのどれを使っていても、入力ソースの切り替えは必要です。

文字入力の際に日本語モードになっていると勘違いして、途中まで入力したら文字がアルファベットになっていたというミスを誰もが経験していると思います。このQisを起動させておけば、自分の指定したアプリケーションに切り替わったら、自動的に入力ソースを切り替えることができます。

使い方と動作の仕組み

Qisが起動していると、入力ソースの状態とアプリケーションの切り替わりを常に監視しています。それらのイベントが発生したら、事前に登録済みアプリのリストに含まれているかを判断して、必要に応じて入力ソースを切り替えます。

設定は三箇所だけです。使用したい英語入力ソースと、日本語入力ソース。そして、日本語入力ソースに自動的に切り替えたいアプリケーションの追加です。Defaultを英語モードにしていると、基本的には入力ソースは英語モードに強制的に切り替えられますが、一部のアプリで日本語に自動切り替えしたい場合には、例外リスト「LIst to exclude」に追加してください。Qisはアプリケーションの切り替えを常時監視していて、切り替わると先の設定に基づいて入力ソースが切り替わります。

これらの設定はQisが終了したり、Macを再起動しても確実に保存されているので、次回の起動ではそれまでの状態を再現できます。Qisの動作条件はmacOS 10.14以降、最新の11.4やAple Siliconへもネイティブ対応しています。使用にあたっての費用は無料ですが、各種の権利は開発元のマウントキュー株式会社にあります。Qisの再配布に制限は設けいていませんが、最新版を使っていただくために、このサイトからダウンロードすることをお勧めします。

Qisアプリと関連ファイルの削除

使用を中止する場合には、下記の3つの項目を削除すると完全にファイルを消去できます。今後のバージョンアップの際や、日々の使用の中で不具合への対処のためにも下記のファイルを削除してから改めてQisをインストールしていただくと、トラブルを解決できる可能性があります。

  • アプリケーション本体
  • ホームディレクトリ以下の「Library/Containers/com.mount-q.Qis」(フォルダ)
  • ホームディレクトリ以下の「Library/Application Scripts/com.mount-q.Qis」(フォルダ)

Qisでは設定保存のために、macOSのUserDefaultsを利用しています。動作に不具合が出た場合には、このUserDefaultsに設定が残る場合がありますので、関係ファイルをすべて削除してMacを再起動するとクリーンな状態に戻すことができます。Libraryフォルダにアクセスできない場合には、FinderからOptionキーを押しながらGo(移動)メニューでアクセスできます。

Qisバージョン1.3.7以降では、起動時にOptionキーを押し続けることで、ユーザー設定を削除できるようになりました。Optionキーを押した起動では、アプリが起動直後に設定ファイルを削除して、自動的にアプリは終了します。そのため、ユーザーから見るとQisが起動していなかったように見えるでしょう。このように、ユーザーの意思でOption起動した場合には、再度アプリの起動をしてください。