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eGPU使用に関する注意点(修正あり)

昨日は映像系コミュニティのEIZOSALONの日でした。いつものように銀座にあるEIZOショールームガレリアで15時から夕方いっぱいまでの開催でした。今回のテーマはBlackmagicDesign eGPUで、メーカーからエンジニアの方を迎えて最新情報をお聞きすることができました。その中で知った私にとっては新しかった情報がいくつもあったので、まとめておきます。

ResolveのGPU処理
GPUはすべての処理に関係するわけではなく、メディアファイルから圧縮されたRGBデータを取り出したり(デコード)、その後展開されたRGBデータを再生、エフェクトの追加。そして最終的な書き出しでは、RGBデータから指定されたコーデックへのエンコード処理など、一口に映像ソフトといっても内部では様々な処理が行われています。
DaVinci Resolveの場合は、GPUとCPUで役割が明確に別れています。CPUはメディアファイルからのデコード、GPUはデコード後のRGBデータの再生がメインの仕事となります。GPUはNRなどの特定のエフェクトに特化している場合もあります。
また、Resolveでは現在Cuda、OpenCL、Meta1/2が選択可能で、これらすべてをサポートしてパフォーマンスを引き出せるソフトウエアは他にはほとんどないのではないかとのことでした。macOS10.13ではMetal2が使えるので、推奨はOpenCLではなくMetalで使うことだそうです。
Resolve側の設定

MacBook Proなどの内蔵GPUと、外部接続したeGPUがDaVinci Resolveから使用できますが、大抵の場合にはGPUのモデルが混在するはずです。以前検証したときのスクリーンショットのように、モデルが混在して使うことは可能です。この場合、残念なことにResolveシステムの処理能力は、もっとも能力の低いモデルに引っ張られるそうです。このスクリーンショットの場合では、Radeon Pro 460の性能に限定されることになります。580や1080Tiは処理で使われますが、力を残して動いていることになります。GPUが混在している場合には、思い切って一番高い能力のモデルだけにチェックを付けてみると、レンダリング時間などが向上するかもしれません。

Thunderboltケーブル
BMeGPUには40cm程度のThunderbolt3ケーブルが付属していますが、市販品では2mのものも見かけます。どうして40cmという使う際には好ましくない長さにしているかというと、この長さを超えるとパフォーマンス低下につながるからだそうです。使用環境によっては40cm以上が必要な場合には、この点に留意してケーブルの選択をするべきです。電気信号を伝送する導体なので、特性が良ければ長さは伸ばすことはできます。ケーブルの材質によって長さの制限が変わると理解しておくと良いと思います。

(2018年8月20日/一部修正)
CPUとGPUの処理の部分で、私の理解が誤っている点があったので修正しました。

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