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eGPUは必要か?

先日いただいたコメントの中でeGPUは必要なのか?Windows環境ならNVIDIAのGPUは難なく使えるし、必要なら複数枚を同時に使うこともできます。これまでずっとWindowsの方がGPUを使いこなす面においては1周どころかもっと先を行っていて、Macは周回遅れに甘んじていました。わざわざMacでeGPUを使ってまでパフォーマンスを稼ぐ意味はあるのか?そのような意図だったと思います。とても理にかなったご意見でなんの反論もありません。パフォーマンスを稼ぎたい目的ではWindows環境を私からオススメしたこともありました。では本当にeGPUは不要なのでしょうか?

答えは、Macを使い続ける上では必要だと私は考えています。Windowsを使い続けているのなら、eGPUがなくても困らない方法があります。Macにはその方法が現状ではないに近いのです。WindowsもLinuxもそのプラットホームはレガシーなコンピュータです。CPUやメモリを持った心臓部に対して、周辺機器のための拡張バスを装備。ここには様々なタイプのデバイスを接続できます。規格は変わったにせよ私がはじめて触れたPC98とそんなに仕組みは変わっていません。いまから30年くらい前のことです。Appleのコンピュータの仕組みもこれと基本的には同じですが、拡張性の面だけでは後退しているというか切り捨てています。不要と考えたのか他の手段を提供したのか?

Thunderboltがスタイリッシュな拡張手段だとAppleは考えたかもしれませんが、デビュー当初のそれはまだパフォーマンスではお話にならず、FireWireの置き換え程度にしか見られていませんでした。それがTB2/TB3と進化していくうちに本来の拡張バスの新しいスタンダードになるかもしれない可能性が少しだけ見えてきました。まさに今はこの段階だと思います。TB4が出てくるかどうかはわかりませんが、ここで終了するとも思えません。コンピュータの世界では、課題には時間が必ず解決してきてくれました。

MacではeGPUはワラにもすがる思いで手を伸ばしたい数少ない選択肢なのです。そこまでMacにしがみつくのは理にかなっていないし、なによりも仕事の効率を損ないかねない。その意見には賛同します。わかっちゃいるけどやめられない、ではないですが(笑)、Macを使っていきたいから何か良い方法はないものかと日々模索をしているのです。

偶然にも私がeGPUの実験をしている時期に合わせたように、BMD社からeGPUが登場しました。おそらくAppleと裏側でべったりと打ち合わせをして登場時期や仕様、そして制限などを詰めてきたことが伺えます。登場時からAppleストアで購入できるApple以外の製品は珍しいのではないかと思います。BMDの商売センスは特に最近はとても鋭いものを感じさせられます。このような商品があったらいいなあ、というものを着実に製品化してきたイメージがありますから。BMDeGPUのサポートはmacOSに限定している点も興味深いです。Macを使っていく上ではeGPUは問題解決の有効な手段になっていくことは私は間違いないと考えています。

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