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DaVinci Resolve15発表

ラスベガスで開催中のNAB2018にて、次期バージョンのDaVinci Resolve15が発表されました。リリース時期は未定ですが例年通りに進めば、夏を過ぎて秋までには正式版がリリースするのではないかと思われます。すでにPublic Beta1がダウンロードできるようになっていて、気の早いユーザーはいち早く新しい機能を試すことができます。ただし、既存バージョンが上書きインストールされるので、共存させるためには注意が必要です。

これまで最大のアップデートとBMD社がアナウンスしているように、去年のFairlightが追加された時よりも大きな更新であることは確かです。EditとColorのページの間にFusionが割り込む形で入り、ページは全部で6つになりました。Fusionページに切り替えると、すでにMediaInとMediaOutのノードが配置されているので、Colorページのノードのようにカットに対してエフェクトを追加していくようにFusionがシームレスにプロジェクトの中で存在感を出しています。これまでColorページで強引にエフェクト的な合成をやっていたことが、これからはFusionページで受け持つことになっていくでしょう。高い品質でコンポジットができるようになるので、「ここでは仮合成なので」のような御茶を濁す言い訳が通りにくくなることが心配です(笑)

従来の機能についても改善が加えられるようで、今回は早くもサポートページにPDFがアップ(DaVinci_Resolve_15_New_Features_Guide.pdf)されているのでそちらを見ていただくのが確かです。個人的に気がついた点を取り上げておきましょう。

Editページでは複数のタイムラインがタブのような形で切り替えて表示できるようです。デモでは出ていましたがPublic Betaではどうやって表示するのかが見つかっていません。正式版のリリース時には、FCP7のような複数のタイムラインを簡単に切り替えて、コピー&ペーストできるような使い心地になると予想されます。バージョン14まではDynamic Project Switching機能を使っていたので、もう少し直感的に使えるようになりそうです。課題だったResolveFX使用時のキーフレームが使えるようになっています。

ColorページにはLUTパレットが追加されて、Log素材を使うことが日常的になってきたのでそれに対する改善です。これまでのようにノードに対して追加するようなUIから、さらに使いやすくなるでしょう。LUTパレットではサムネイルが表示されるので、あてる前にある程度の予測はつきやすくなります。もしかすると、ここにDCTLも統合されていくかもしれません。

さらにColorページではMedia Poolが追加されたので、Matteの追加などで使えるようになると思われます。今のところはタイムラインの編集はできないようですが、これは従来通りEditページだけの機能に限定した方が良いと思います。ノードグラフのデザインが洗練されていて、キャッシュのバーと思われるものが付いています。

Fairlightページは編集機能がEditページに近くなっているようで、ここでもオーディオトラックの編集がやりやすくなっています。さらにFairlightFXという新機能が付いたので、ResolveFXのようにビルトインのオーディオFXが10個以上使えるようになっています。地味ですがオシレーターセッティングが追加されていて、1kなどのシングルトーンを使い分けできるようになっています。

MediaとDeliverページは大きな変化は今のところ見つかっていませんが、玄人受けするような機能が今後出てきそうな期待はあります。取り急ぎ、以上が個人的に気なったところです。秋まではバージョン14.xとパブリックベータの両刀使いで行くことになるので、切り替えるためのスクリプトを作ろうと思っています。

2 thoughts on “DaVinci Resolve15発表

  1. ふじわらせいじ

    yamaqさん
    DR15でクリップのデュレーションの打ち込みが出来ます!
    入力は少々面倒ですが・・・
    あとプロジェクトの保存が出来ない場合もありましたが
    名前を変更すると保存できました。
    私としてはとても面白いアプリケーションです。

    返信
  2. yamaq

    確認しました。
    Command+Dのショートカットでデュレーションの変更ができるようになりましたね。数値の入力がやりにくいので、そこが改善できたらこの件は一件落着しそうですね。

    返信

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