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非破壊編集

ノンデストラクティブ・エディティングとも言います。学生時代に経験した8mmフィルムの編集は、物理的にスプライスしてからテープで接合していました。このように元の形に変化を加えて編集する方法ではなく、オリジナルには手つかずの状態にしておくことを言います。

VTRの編集もその意味では、非破壊編集です。コピーを繰り返していくので、元のテープはそのままの状態を維持します。厳密に言えば、ごくわずかに磁性体の状態は変化しているかもしれません。大昔の2インチの編集は、物理的なスプライス編集をやっていたこともあるそうです。昔話はこのくらいにして、時計は現代に戻ってきました。

コンピュータの中で行う映像編集は、NLEなんて呼んでいたこともありましたが、素材となるメディアファイルをアプリケーションが読み込んで使います。1GBのムービーファイルの不要なところを切り取ると、その結果ファイルサイズが100MBに小さくなりました。なんていうことは起こりません。これも非破壊編集です。

破壊というと誤解を招きますが、NLEとは言ってもオリジナルファイルに「手を加える」アプリケーションも中にはあるのです。これはよく考えると、私なんかは背筋がちょっとだけ寒くなります。気持ちの中ではオリジナルファイルは、一切デジタルデータとして変更して欲しくないものです。

過去にはFInal Cut Pro7シリーズでは、タイムコードの変更機能があり、これはこれで便利だったのですが、どんなことをしていたかというとメディファイルの中のメタデータをFCPが勝手に?書き換えていたのです。そのため、元のタイムコードに戻そうとしてもどこにもその情報が残っていませんでした。最近のアプリケーションでもこのようなことをやっているものもあるので、あらかじめチェックはしておく方が良いと思います。

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