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Ext Key合成

DaVinci ResolveのEditページには、Final Cut Pro7のような外部キーを使った合成を行う機能がありません。正確には、一発でこれを実行できる機能がありません。一発ではできませんが、画像演算の知識を使えば同じことは可能です。どうやるかと言えば...。

ここで言うところの外部キー合成とは、FGとBGに加えて白黒の画像で切り取りたい部分が白く残したい部分が黒くなったKEY素材を使って、合成をすることです。ビデオスイッチャーではExt Keyと呼んでいたので、ここでもその言い方に統一します。画像演算の教科書に載っているKey合成の公式は下記の通りです。

OUT = ( FG × KEY ) + { ( 1 - Key) × BG }

補足説明をすれば、前半のFGにKEYを掛け算(Multiply)したものと、後半の1からKEYを引いたもの(KEYのインバート)にBGをかけたもの、を加算しているのです。1というのはピクセルすべてが1になっているわけで、いわゆる白のフラットフレームです。使った素材はこのような4つです。

DaVinci ResolveではEditページのInspecterの中にComposite Modeを使った画像演算機能があります。この中には今回使いたい加算(Add)、減算(Subtract)、乗算(Mutiply)があります。今回使ったKEY素材は真っ白ですべてが通過する部分と、50%と20%のグレーが混ざっているので、ハーフに抜ける部分があります。

上記の公式に基づいて二つの素材を使って順番に演算していきます。式の順番は左から右に流れますが、ビデオトラックの配置は下から上に並べます。そしてこれが重要ですが、ひとつずつ演算した結果をコンパウンドクリップで1つのクリップに固めなければ期待した結果になりません。今後はFCP7のような一発で合成できる機能がされるかもしれないですが、そうなるまではこの方法でなんとか合成はできると思います。

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