EizoSalon西麻布のコンセプト

31 10月

どうしてこの時代に編集室を作るのか?これは皆さんが率直に気になるところだと思います。現にこの点について詳しく話を聞きたいとのお客さんもいらっしゃいます。コンピュータとソフトウエアで映像編集のほぼ全てがまかなえるようになって、ポストプロダクションという特別な設備を時間貸しするビジネスは不要になったと考える向きもあります。私もこれまではそんな考え方に肯定的な立場でした。

スターバックスなどのカフェで、MacBookを開いているお客さんが最近では珍しくありません。Final Cut Proがフリーランスのディレクターに広まった背景には、ラップトップのPCで映像編集が十分にできたからです。そこにはAppleの戦略も加わって、MacBook ProとFinal Cut Proは大きな役割を占めていました。この歴史があったので、今でもFCP7が広く残っているわけです。

MacBook Proのようなラップトップがあれば、全くポストプロは不要になってお役御免になる。との考え方は、まだ些か気が早いと思います。場合によってはそれも可能かもしれないですが、まだ最後のプレビューやクライアントチェックは安心感のある設備の元で完了させるのが大半の制作だと思います。EizoSalon西麻布はそんなニーズに沿って、ワークフローの中の最後の編集と映像の試写を安心した環境で行ってもらうことをイメージしています。そのためのゆったりした空間と高い技術サポートを兼ね備えた空間を提供します。

ですので、あまり長期間の間EizoSalon西麻布にこもって編集作業を続けるスタイルは避けたいところです。たくさんの時間使用していただくことは弊社としてもありがたいことですが、それが果たして製作者に有効なのか?この点は常に意識して自ら確認することを必要と考えています。事前の編集はじっくりと心ゆくまでやり、最終段階でEizoSalon西麻布に来ていただいて、安心感の高い映像のフィニッシュを迎えていただきたいと願っております。

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